ホンダの新型EV『ホンダe』、ほぼ市販状態の最新プロトタイプ発表

ホンダの欧州部門は6月4日、新型EVの『ホンダe』(Honda e)の最新プロトタイプを、英国で7月に開催される「グッドウッドフェスティバルオブスピード」で初公開すると発表した。

ホンダeには、EV専用プラットフォームを採用する。小型ボディながら、ロングホイールベースと短いオーバーハングを実現し、街中での取り回しの良さと優れた走行性能を追求する。さらに、力強いモーターと後輪駆動による走りの楽しさを実現しながら、航続は200km以上を達成した。30分でバッテリー容量の80%まで充電が可能な急速充電にも対応する。

「Honda e」欧州で予約開始

ホンダ初の量産電気自動車として発売が待たれるHONDA e。その予約受付が5月21日、欧州で始まった。今のところ、オンライン予約申し込みページが開設されているのは、欧州の中でも英国、ドイツ、フランス、ノルウェーの4カ国。まずは新型EVの需要が特に高い国から予約を受付け開始。

プロトタイプとして公開された車両のプラチナ・ホワイト・メタリック(白)のほか、モダン・スティール・メタリック(灰色)、チャージ・イエロー(黄色)、クリスタル・ブルー・メタリック(青)、クリスタル・ブラック・パール(黒)の5色が用意 。